学会2023年6月レポート
こんにちは、管理人のおもちです!
4-6月はそこそこ実験に忙しくしていて更新が遅れました。夏の日差しを浴びて元気です!今回は6月に参加した学会について、所感とともにご紹介したいと思います。
学会① GCB symposium 2023
「ほぼ身内の学会みたいなものだよ〜」と言われて素直に「へえそうなん!」って思っていました。いや規模そこそこあるじゃん、と気がついたのはプログラム案内をもらった後です笑
このGCB(Graduate School for Cellular and Biomedical Sciences)というのが、現在所属している大学の、生物系の一部が所属する大学院のようです。(私の所属はDCBPというところのはずなのですが、大学の組織図がよくわからなくて理解を断念しました)
年に一度、この大学院に所属するPhDの学生や他の大学のPhD学生、そして有志の修士学生が参加して行われます。基本の構成は20分程度の学生によるTalkと2時間程度のポスター発表で、学生はそのどちらかに参加することを求められます。また、ポスター発表の前にFlash Talkというポスター発表に来てね!と聴衆に広告を打つ1~2分のセッションもありました。
私の場合は、Flash Talk + ポスター発表という内容で参加し、初めてのことが多くなかなかに楽しめました。あまり発表経験のない学生にとって、練習としては確かにちょうどいいのかもなあという感触です。
また、身内の学会といえば身内なんですが、学部〜修士を過ごした大学がすごくこじんまりしてたもので、正直普通に規模あるじゃんと思いました…。複数の学部が集まって分野ごとの発表をするのも面白かったです。
学会② Swiss zebrafish meeting 2023
こちらも毎年開催される、zebrafishの学会です。昨年はバーゼル、今年はジュネーブでした。
前回はスイスに来て2ヶ月目でポスターなしで(強制的に)行かされた学会でした(なんか申し込まれてた)が、今年はちゃんとポスターを持っていけて嬉しかったです。また、前回よりも話の内容が明らかにわかるようになり、聞きたいことも聞けて満足でした。
この学会の構成としてはTalkが充実していて、PIによる40分間のTalkの他、PhD学生やポスドクによる20分間のTalkなどがあります。その合間に、Coffee Breakや昼食の時間にポスター発表が行われます。
参加人数もそれほど多くなく、PI同士は顔見知りだったり共同研究先がいたりして、こちらは分野としての身内の学会です。とはいえ、うちのラボはzebrafish専門ではないので結構疎外感があるのですが笑
多分私はzebrafish要員として毎年送り込まれるはずなので、早めに知り合いを増やしとこう….と思いました。
当たり前のことだが気がついた
学会って事前に演題確認して、その学会に何を求めるか/どこにいくか/何を聞くか/自分のポスターとの配分をどうするか、を詰めておくとめちゃめちゃ事が早く進みますね….!!!??
今回でいえば、学内の学会でその意義がよりあったように思います。演題の量が多く、Talkもポスターも回りきれないので、事前にどの時間帯にどこにいくかを決めておくのが大事でした。
あまり学会に参加した経験がなかったので、一応事前にポスター発表とかをググってみたところ「ポスター貼り逃げ」というのがあり、あっ気をつけよ、と思いました。時間配分難しいですねえ。
おわりに
6月の学会は国内でしたが、7月は国際学会に初挑戦します!シェンゲン協定国内の移動も初めてでワクワクです〜!!実り多い学会になるように頑張ります。
それではまた!