目的地外着陸での補償を申請した話

2024年9月3日

こんにちは!管理人のおもちです。今月はデンマークへ友達に会いに行っていたのですが、帰りの飛行機で(いつもの如く)災難に遭ったので書き連ねていこうと思います〜。スイスへの帰国便に関する運がゼロ!

経緯

今回利用したのはスイス航空のコペンハーゲン→チューリッヒの直行便でした。チューリッヒ空港付近での悪天候により、最終的にバーゼルで降りることになります。

→コペンハーゲン空港で30分の遅延
→出発直後からチューリッヒ付近の天候が悪いことが知らされる
→悪天候のため、着陸許可が出ず (機内から時折はっきりと見える雷)
→30分-1時間程度チューリッヒの空を旋回
→目的地をバーゼルに変更
→バーゼルに着陸
→バーゼルから再びチューリッヒに戻る旨のアナウンス (待機1時間)
→チューリッヒ空港から許可が出ず
→ホテルや振替等を手配する旨がアナウンスされ、バーゼルで飛行機を降りる
→降りたものの、係員不在&スイス航空からの"個人で頑張れ"メール
→同じ飛行機に乗り合わせた人たちでタクシーのシェア (偶然にも前の座席の人がベルン行きの人たちだった)
→深夜2 a.m. 帰宅

行きのチューリッヒからコペンハーゲンへのフライトは全てが順調で、帰りのコペンハーゲンも突き抜けるような晴天だったのでまさかの事態でした。運よく他のベルン在住者を見つけて家まで帰ることができましたが、深夜の時間帯で公共交通機関も終了していたので参りました。

不幸中の幸い&Tips

could be worse

だいぶ不運ではあったのですが、今回は降ろされたのがスイス国内だったため諸々の勝手がわかったことが一番の幸いでした。私はとにかく"帰りの便"というものに運がなく、ポーランドの国際学会へ行った時は飛行機遅延からのドイツでのホテル泊&ロスバゲのコンボを喰らいました(ロストバゲージに遭った話)。

急に第三国で過ごす羽目になったり、荷物が揃わなかったりすることの精神的な疲労は結構キツいです。そういう意味では今回はマシなほうで、深夜2 a.m.とはいえなんとかアパートまで辿り着けたのはよかったです。

やっておいてよかったこと

自分がマネジメントできる範囲内で最も良かったのは、近くの座席の人と世間話をすることでした。飛行機に閉じ込められるような状況だと自然に隣の人たちとの会話が生まれます。お互いの目的地などを話す中で、前の座席に座っている人たちがベルン在住だということがわかり、ちょっとした会話をしていました。

さすがデンマーク-スイスの航空便の機内、大体の人が英語話者です。お互いの居住地や出身などを話してある程度顔見知りになったことで、ホテルの手配や代替輸送がないということがわかった後の連帯感につながったと思います。

ホテル/タクシーの領収書はもらっておくこと

あとで触れますが、航空会社への補償の請求に必要なものの中に領収書がありました。私は疎くて気づいていなかったのですが、タクシーに乗り合わせたカップルが運転手さんに私の分までお願いしてくれて受け取ることができました。

疲れていると忘れがちですが、クレカの明細だけでは不十分/心許ないこともあるので領収書はもらっておくべきだと理解した出来事でした。

やらかしたこと

他国だったらやばかったな、と思ったのはスマホの充電が底をつきかけていたことです。どこかで充電できるだろうと甘くみた結果、バーゼル到着時のスマホ充電は残り6%、家の到着時点で4%でした。

バーゼル空港は一度使ったことがあり、バーゼル駅周辺の地図も頭に入っていたのでホテルには辿り着ける自信がありましたが、これが第三国だったら詰んでいました。スマホの充電やモバイルバッテリーは本当に大事です。

スイス航空への補償の申請

到着後1時間ほどしてから、スイス航空は個人で代替手段を用意して欲しい旨と補償に関するメールを出してくれました。

-トラブル内容(今回は目的地外着陸)
-請求したい補償内容(今回は代替手段を使ったことでの出費)
-予約番号
-フライト番号
-航空券番号
-住所や氏名などの個人情報
-領収書のPDFやjpgなどの写真

上記の内容を、メールに記載されたリンクから指示に従って打ち込んでいけば補償を申請できます。この申請がどうなるかはまだわかりませんが、情報が更新され次第この記事でも書き込もうかと思います。

更新①
補償を申請してから3日後に補償を受けられる旨のメールが届きました。リンク先に従って、銀行口座の情報を入力しました。

更新②
銀行口座の情報を入力してから4日後(2営業日後)、口座に補償の振り込みがありました。案件発生から1週間で全てのプロセスが終わり、迅速だったなという印象です。

トラブルで強くなっていく気がする

日本以外の第三国からスイスに戻る便でいつも何かしら問題を抱える私ですが、こういったトラブルに遭遇してどうにか解決していく度に図太くなっていっている気がします….。前回のロスバゲ話その解決経緯は別記事にあります。

しかしながらトラブルはないに越したことはないので、次回こそ普通に家に辿り着けることを願って止みません笑 それではまた〜

海外大学院

Posted by おもち