ロストバゲージ後の対応と予防策

2023年8月27日

こんにちは、管理人のおもちです。
前回の記事(ロストバゲージに遭った話)ではロストバゲージ(ロスバゲ)に遭った経緯をお話ししました。今回はその続きの、ロスバゲ後の対応と対策について書きました。

ロスバゲしたら?その後の対応

まずは情報入力

チューリッヒ空港ではロスバゲした際にバゲージが集まる倉庫のような場所がありました。そこで数名の従業員さんがカウンターに座っており、電話などを受け付けています。その横にはパネルで情報入力ができると思われる機械が置いてあり、私はそこへ行きました。

求められる情報としては、
・パスポートの番号
・搭乗券の番号 (乗り継ぎの飛行機も追加できた)
・ロスバゲした荷物の特徴(色、形、素材、ブランド、その他)
・荷物をどこで受け取りたいか、その住所
などでした。

入力にさほど時間はかからず、終わり次第1枚の紙が出てきて終了です。この紙には参照番号が書いてあります。カウンターには行くことなくその場を離れました。

当該航空会社のHPで荷物の追跡ページにログインする

空港で入れた情報には少し不備があった(荷物のブランドがその時わからなかった)ことに気がついたので、修正しようと試みました。そうでなくても荷物の現在状況を知りたいですよね。

見られるサイトは二つあります。
・航空会社のサイト
・swissportのサイト

このうち、航空会社のサイトは機械からプリントアウトされたURLを打ち込むも、古そうなサイト画面で書類番号でのログインもできませんでした。次にswissportをGoogle検索すると、追跡用のログイン画面が出てきてそこでログインできました。

しかし、このswissportのサイトでは情報の修正ができませんでした。そこで航空会社をGoogle検索し、そこで新そうな見た目のサイト画面を発見!無事にログインし、情報を修正することができました。

サービスカウンターへの連絡は意味があるのか?

ロスバゲに遭った人の体験談の中には、サービスカウンターへ何度も電話したという場合もありました。状況によるとは思うのですが、個人的にはサービスカウンターがより詳しい個人の情報を持っているのか不明だ、という印象です。

私も一度連絡してみましたが、"もう少し待ってください"と言われるだけでなんの進展もなかったです。おとなしく待っていたら、荷物が見つかった・空港着いた、などの情報はサイトとメールでアップデートされたので、これで十分じゃないかなと思います。

ロスバゲ対策

なるべくなら直行便。トランジットなら乗り継ぎ時間は十分に。

40分乗り継ぎは論外としても、個人的には乗り継ぎは2時間以上余裕があると多少の遅れの緩衝材になると思います。心配性なので3時間以上にするように(いつもは)してますが….。

また、欧州内でのトランジットは直行便があるのであればそれで行き来した方が無難です。時間の節約にもなりますし、時期を見れば値段も安く済むはずです。

持ち込める手荷物は持ち込む

今回、大雨に見舞われて疲れていたこともありバックパックを預け入れにしましたが、持ち入れておけばよかったです。あとで気がつきましたが、そもそもジッパーでしか留めていないバックパックの安全性最低です笑。大したものを入れていなかったことが主な気の緩みの原因です。

原則的に持ち込みは1個なのですが、他の乗客さんは荷物を二、三個持って搭乗していました。そして特になんのチェックもなかったので、みな本当に追加料金支払っているのかなあと疑問には思いました。

紛失防止タグ(AirTagなど)を使う

荷物を追跡できるAirTagの存在は知っていたのですが、まあいいかと思ってこれまで買っていませんでした。

今回は服しか入ってなかったので影響は小さかったものの、やはりスーツケースがなくなると困ります。過去には移動予定のない別の国に荷物が運ばれていた、ということもあるようなので荷物を追跡できるようにしておくのも一手だと思います。

調べると1個数千円で売られていて寿命は1年ほど。電池交換可能などと記載があり、他の製品も出ているので見比べて買ってみたいと思います。

保険会社に加入しておく

荷物への補償もしてくれる保険会社の存在は知っていたのですが、まあいいかと思ってこれまで買っていませんでした(2回目)。

航空会社からはすぐに補償が受けられることはないので、旅先では荷物がなくて困ります。いずれにしても現地調達です。そんな時に保険会社に連絡して、余計な出費の分に対してお金を請求できるとありがたいかなと思いました。

おわりに

幸い、10日後にスイスの自宅に荷物が届き一安心しました。中身も全て無事だったのでよかったです。
海外渡航では何が起こるかわかりませんが、これも経験だと思いましたし一連の流れを知ることができたという意味では一つ賢く(?)なった気がします笑

みなさんも荷物の紛失には気をつけて、快適なご旅行や出張にしていきましょう!
それではまた!

渡航

Posted by おもち