年明けラボ始動&研究活動の再開
こんにちは!管理人のおもちです。
休暇後から忙しすぎてようやくできたフリータイムです。嬉しすぎてポチポチ文字書きしています。楽しいです。
さて、今回は1月中旬以降の、研究活動再開後の出来事を振り返っていこうと思います。
教授による昨年度振り返り&年間計画のプレゼン
なかなか興味深いなと思ったのが、年明け後に教授からラボメンバーへ向けたプレゼンがあったことです。
教授からの年明けプレゼン
主には2点、昨年度の振り返りと今後の予定についてです。
昨年度の振り返りに関しては、ラボからでた論文一覧、学会一覧、ラボでの出来事(新メンバー加入・博士課程の学生のDefense・テクニシャンの入れ替わりなど)を時系列で並べていました。
今年1年間の目標に関しては、ラボメンバーごとの研究に何を期待するか、どんな成果を出してほしいか、そしてラボ内で起こりうる出来事(メンバーのDefense・離職・加入など)を大まかに伝える形でした。自分を含め、皆が何を目標にして進めていくかがわかりやすく、いい指標になると思います。
個人的に….
一本論文を通してね、という予定が組み込まれていて泣きましたが、冷静に考えて教授は私のスロースタート見て泣いていると思います。申し訳ない。なんとしてでもデータを出します。
査読に出すような学術論文は今まで書いたことがないので、どうなることやらとハラハラしています。そもそも常々何かしらの書類を出すたびに95%修正されて返ってくるので….前途多難です。
NCCRの博士課程学生候補者との面談
弊ラボはNCCR RNA&Diseaseに所属しており、博士課程の学生の求人は基本的にこのコミュニティに出しています。目下必要としているのは、バイオインフォマティクスの専門家…!!
ラボでは、教授と応募者とのone on oneでの面接とともに、応募者とラボメンバーを引き合わせる機会も設けています。一応そこに参加したのですが、一年前は私が応募者側としてこのミーティングに参加していたなあと不思議な気持ちになりました。
基本的に応募者たちからの疑問に応える形でミーティングを進め、終始和やかでした。その後教授から応募者たちの印象について聞かれました。みんな良さそうで、あとは彼らとのマッチング次第といったところです….。
ラボにもよると思いますが、バイオインフォマティシャンは企業へ行ってしまうかインフォマティクスに特化したラボで博士課程をすることが多く、なかなか獲得しづらいようです….。バイオインフォマティクスを専攻している方でスイスの博士課程に興味がある方のチャンスは比較的多いんじゃないかと思います。
Swiss RNA workshop 2023
ベルン大学での講演&ポスター発表のワークショップが行われました。
かなり身内(=同大学同学部)からの参加が多かったですが、複数の企業も協賛し別の大学からも人が来ていたので活気もあって楽しかったです。
ポスター発表作成で白目に
1月末にはSwiss RNA workshop 2023でポスター発表をすることになっていました。
休暇前にはわかっていたのですが、如何せんポスターを作るには早すぎて後回しにしていました。そしてポスターに載せる内容も何も決めないまま休暇へ….。
発表内容が決まったのは、このワークショップの1週間と3日前。そして出すべきデータの6割は未だ白紙という状況でした。さすがにやばいです。さらに1週間前には教授にポスター案を出すことになっていました。今振り返っても非常にまずい状況です。
おかげさまで、“スイス留学8ヶ月目の所感"にて、定時退勤を目指す!とか言っていたんですが、年明け早々叶わぬ目標となりました。定時退勤どころか朝6時から夜23時まで土日関係なくやってました….。
なんとかポスターを作り終えられましたが、正直ポスターを企業に出すまでの5日間ほど焦った時期はありませんでした。次からはもっと早めに取り組みます。
顔見知りの参加者が増えた
私のラボが所属するNCCR RNA&Disease では、2年ごとにサマースクールが行われます(参照:“NCCR summer schoolに参加した話")。そこで博士課程〜ポスドクの若手と5日間を過ごし、私にとってはなかなか大変な機会になりました。
しかしそこで複数人と仲良くなり、いつか会うこともあるだろうか、なんて思っていましたが再会は割と早かったです笑 他にも顔見知り程度のメンバーをワークショップ中にちらほら見かけました。
また、日本人学生の方にもお会いできて感無量でした。こういう場では初の日本人学生だったもので….。少し情報交換などもできて、良い機会だったなあと思います。
あと3ヶ月で1年経つ…!!??
恐ろしいことに、あとほんの数ヶ月で博士課程2年になってしまいます。もっとスピードを上げていかないとまずい、と思いつつ、魚の成長と試薬待ちでヤキモキしてはいます。今回ポスター発表でアウトプットを少し出せたことはよかったので、時間を無駄にしないよう、研究計画を詰めていきます。
それではまた!