祝!スイス初引越し
こんにちは、管理人のおもちです〜
渡航1ヶ月目にして風邪をひきまして、喉風邪→鼻風邪&謎の腹痛→鼻風邪&頭痛→鼻詰まりという変化を1週間でたどりました。そして間の悪いことにここで引越しが….。泣いた。
今回はスイスでの初引越しについてまとめました。スイス国内での引っ越しについて考えている方の参考になれば幸いです。
なぜ&いつ引っ越しを決めたのか
人によりいろんな事情があるかと思いますが、一番は「引っ越し前のアパートは渋々借りたものだったから」です。このあたりの経緯については以前のブログ(大揉めした家探しinスイスの話)に書きました。
元々シェアルームよりも、自分のキッチンやトイレ、シャワールームを持てるstudioがいいと思っていたのですが、渡航前に色々ありシェアルームをまずは契約することになってしまいました。その期間は5月から無制限。40日前に申し出れば解約可能なアパートで、短期間が許されるという意味では良いところでした。
その後、興味があった別の学生アパートでstudioのオファーをもらえることになり、6月からの契約ということで締結しました。こちらは最低3ヶ月は住む必要があったため、渡航前に契約することは少し不安でしたが、Google検索での評価が高かったのでなんとかなるだろうと思って契約したのです。
つまり、私の場合、
渡航前(4月)・・・アパート①の契約(deposit, rent)→アパート②の契約(deposit)→アパート①の次の月での解約
渡航後(5,6月)・・・アパート①の退去→アパート②の入居(rent)
という流れを辿ったのでした。
時系列
5月31日退去、6月1日入居というスケジュールで引っ越しを行いました。私の場合、銀行口座の開設などもあり結局引越しに関わる全ての手続きが終わったのは6月11日と、約2週間かかってしまいました。スイス生活の基盤を整えたあとだったら、1週間もかからないんじゃないかと思います。
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5/29(日)
・掃除&荷造り
5/30(月)
・掃除道具受け取り&掃除
→窓ガラスや鏡拭き、サッシの掃除、壁の汚れとり、床の掃除機かけ、排水溝掃除、机やベッド及びその裏の掃除、キッチン用品の掃除
5/31(火)
・掃除&退去
・銀行口座開設のための再手続きと新住所登録
・ホテル一泊(※)
6/1(水)
・入居&部屋の説明
6/2(木)
・大学の担当部署への報告
・建物内の説明&契約書への署名
6/3(金)
・海外在留届(oornet)の更新
・SBBの住所変更
6月7日(火)
・大学側からの返信:移民局への報告と、大学のフォームへの登録を要請された
・口座開設通知を受け取った
6月9日(木)
・在外選挙人登録の変更を大使館で行った。
・銀行のカードが届いた。
・SBBの銀行口座情報を更新した。
6月11日(土)
・役所への届出→30CHFで可能。ネットのフォームから行った。2週間以内の届出が必須。
・家賃の支払い→月曜日に完了
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※:実は前のアパートで1日だけ滞在期間を延ばしてもらうことが可能でした。スイスでは安い宿を選んでも70CHF (8000円)くらい必要なので、このシステムを使えばよかったな〜と反省しています。
手続き
基本的に日本とさほど手続きの内容は変わりません。独身一人暮らしの留学生のため、行う手続きもかなり基本的なものでシンプルでした。
主に以下の通りです。
・住民票の変更手続き(2週間以内!)
・銀行口座情報の更新
・加入している保険の情報更新(私の場合はまだスイスの保険に入っていないので行っていません)
・大学/職場の担当部署への報告
・海外在留届(oornet)の更新
・在外選挙人登録証の住所変更(大使館で行う)
・SBBアプリの住所変更など
住民票の変更手続きは、引っ越し前後のカントンによってはe-formを使用することができます。また、変更手続きには30CHFかかります(カントンにより異なる可能性)。面白かったのは犬の登録があったことでしょうか….。
退去時の掃除
スイスのアパートを出る際には掃除が必要です。他の方のブログを拝見すると、かなり入念な掃除が必要なようで皆さん業者の方に頼んでいるようです。しかし私は学生アパートに住んでいたため、自分で掃除を行いました。
もともと住んでいた場所は、キッチンを同じフロアの5人でシェアし、トイレとシャワールームを隣の部屋の人と2人で使うというところでした。退去の際には決められた掃除が必要で、床掃除はもちろんのこと、備え付けの冷蔵庫の掃除、窓ガラスや日光を遮るサッシ部分、壁のタイルなどひたすら綺麗にしなければなりません。
シェアルームなのでシャワールームの排水溝など2人分の汚れが溜まるわけで、特にフラットメイトの髪が長かったものでとんでもなく苦労しました…。そして退去日の前の日もシャワーを使うため、退去日の朝にひたすら掃除をしました。
合計6時間ほどかけて完璧に掃除をし、退去日に管理人さんに点検してもらい、キッチン用品の検品をして終わりでした。最後に入居時に預けたdeposit(通常1~3ヶ月分)を返してもらい、退去完了です。
引っ越しの感想
スイスに来て初めての引っ越しでしたが、システムが整っている国だけあって楽だったという印象です。
もちろん私自身、来て日が浅いため持ち物もそれほどなかったのも幸いしました。スーツケース1個に荷物をまとめてフラットメイトに預かってもらえたため、余計な出費なく荷物を回収できたことがよかったです。
お子さんがいる方や、滞在期間が長くすでに家具がたくさんある場合、普通のアパートからの退去の場合などはまたかなり苦労するのだろうな…と思います。新しいアパートは今までよりもかなり広くなり、快適なので問題なさそうなら年単位で住みたいです。
今回は引っ越しについてお話ししましたが、スイスでの賃貸アパート探しについては(スイスでの家探しナビまたは大揉めした家探しinスイスの話)をご参照ください。この1ヶ月で渡航から引っ越しまでを終えたのがいまだによくわかりません笑。
それではまた!